『幻の朱い実』という、石井桃子さんの書いた小説があります。
石井桃子さんは、『クマのプーさん』『ピーターラビット』『うさこちゃん』などを翻訳した、児童文学翻訳家。
彼女が生涯でただ一冊だけ書いた小説が、この『幻の朱い実』です。
題名にある幻の朱い実とは、烏瓜の実のことだそう。
烏瓜の花言葉は「誠実」「よき便り」そして「男嫌い」。
しばらく、この大好きな小説について書いていこうと思います。
女性が主人公だったり、女の人の話が好きです。
少女だったり、大人の女の人だったりの、
生活や、友情や、自立や、自由や、孤独、
お金のことや、周りの人たちとの軋轢、近くにいる男性とのこと、
そういうのが描かれている、女の人のお話が好きです。
そんな好きなお話のことを、ぽつぽつ書いていきたいと思います。